どうも、まっさんです^^
英語の学習に学校の授業を最大限利用するのが1番効率がいいことは前回お話したとおりです。
ですので、今回は授業を利用できないなんらかの事情がある人向けの記事になるかと思います。
なんらかの事情というのを以下のように分類して、それぞれ別個に紹介していきますね。
すでに授業についていけない
どんなに集中力を持って授業に臨んだとしても、わからない単語が多すぎたり、わからない箇所をサラっとスルーされる場面が多くなるとさすがに授業を有効利用できません。
なので、そういう場合は授業を一時的にボイコットして自分に足りないものを補充する時間にまわしましょう。
高校入ってすぐの5文型や品詞と語についての知識、ひょっとすると中学の内容から復習する必要があるかもしれません。
この仕事を始めて、5文型をよくわかってない高校生が意外と多いことを知りました。
5文型を知らなくても英語の文を理解することは可能ですが、教科書や参考書で文法を調べる際に5文型や品詞、語の知識を持ってないと解説の意味がわからないことになります。
勉強する為に必要な勉強ってわけです。
そのへんは1時間ほどで知ることができるので、何をおいてもやっておくこと。
さらに、中学英語が不十分な人は、「中学英語を1週間で復習する本」などを一気読みして「へぇ〜」っておさらいしておきましょう。
単語やイディオムなんかは今後ガシガシ頭に残っていくことになるので、文法だけをサラっとやるだけでオッケーです。
さてそうやって準備ができたら、なるべく簡単な英文が載った参考書などを読んでいきましょう。
オススメは「キムタツ式はじめての英文速読入門レベル」。
文法はほどほどに、読むということに焦点を当てて、同じ文章を段階を経て何度も読んでいく構成はかなり理にかなっていてオススメ度MAXです。
本番まで時間がない
主に、夏休みをむやみに最大限満喫し、気づいたら自分だけ勉強に集中できていないことに焦り出してジタバタしてる人向けにオススメします。
基本時間が足りないと思うので、志望校の受験科目を踏まえた他教科とのバランスを考えて隙間時間を英語に振り分ける作戦を立てるならこのやり方が参考になるかと思います。
英語勉強法の記事で少し触れた僕自身が実践した方法です。
使うのは「Z会の速読シリーズ」。
速読英単語は入門編、必修編、上級編、速読英熟語と、レベル別に4種類あります。(速読古典常識も有)
僕の場合は入門編以外の3冊購入して、二次試験の2週間前から毎日朝昼晩食後に3冊全てを速読しました。
最終的には1冊10分、3冊30分で速読できるようになります。
「そんなことできるわけないやろ!」ってツッコミはやってみてから、やろうとしてからお願いします。
もちろん、最初は僕もかなりの時間を割いて精読しました。
他の教科の勉強を一切せずに、英語だけに1日の勉強時間(19時間程)を割いて、1日1冊、3日かかりました。
その後も音読しながら三食後に2時間ずつ3日。
音読するとどうしてもそれくらいの時間はかかってしまいますが、危機感があるとびっくりするくらい時間が経つのが早く感じますし、やれるもんです。
そのあと本番までの1週間は忘れてないかの確認の為にだけ、時間をかけずにひたすら黙読。
ストイックにやりきれば、どの本の何章のどのへんになんの単語が書いてあるかまで知ってる状態になります。
文法を意識した読解の精度にもよりますが、文法のおさらいはもちろん、生きた文章ごと何度も目にすることで、英作に必要な一定量のテンプレも引き出し満タンになります。
自分と志望校のレベル差によって4種類のどれをやるかはお任せしますが、2冊はやりましょう。
1冊だけってのは楽になりすぎて逆にストイックにやりきれなかったりしますので。
このやり方は僕の場合、二次試験の2週間前ってことで学校も自由登校になり家から一歩も出ず寝間着のまま、寝る時間と飯風呂の時間以外を全て勉強時間に回せたからできたのかもしれません。
ですが最初の精読にかける時間を少しだけ小分けにして、危機感を持ってガシガシやれば、学校のある時期でも1カ月で作業は完了すると思います。
どの教科でも同じですが、瞬発力が大事。
やるときはやるやつを意識して頑張ってみてください。
注意点を1つだけ。
この勉強で大事なのは精読、音読が終わった後の毎日3回全部黙読することです。
実際僕もあれだけやったにもかかわらず、受験の後に1日挟んで読んでみたらびっくりするくらい忘れてました。
いわゆる短期記憶ってやつのようですが、計画的に復習して、受験1週間前からは毎日読めるように準備しておくといいですね。
英作文が受験でウェイトを占めてる人は速読英単語の音読が終わりかけたタイミングから英作文のコツが載ってる本を1冊選んでやっていきましょう。
こちらはどれか一冊でいいと思います。
英作文に必要なスキルも本質は1つですが、人によってアプローチが違っていたりして短い期間で何冊もこなすとわけがわからなくなる恐れがあります。
それよりも、信頼できる身近な指導者に添削してもらうことに時間を割いてください。
授業のレベルが低すぎてアレ
最後に、難関大を受ける人向けのオススメ参考書を。
すでに授業で効率良く知識を吸収できなくなっているなら、あとはアウトプットの量を増やしたり、英作文に力を入れたりするのがオススメです。
志望校の過去問を調査して、難易度や文章の長さが類似した問題集をこなしていきましょう。
解き終わったら、あやふやに訳した箇所や知らなかった単語がなかった場合以外は、しっかり音読してください。
英語の勉強って、終わりがないのが辛いとこでもあり、やりがいにもなるとこです。(きっと)
速読英単語の上級編や熟語編なども必要ならやってみてください。
時間がない人と違って、受ける大学が要求するレベルも高いと思われます。
2冊3冊用意して比較、取捨選択しながら自分なりのアプローチを身につけましょう。
個人的にはドラゴンイングリッシュ基本英文100を周回するのもオススメです。
まとめ
参考書や問題集はレベルの違う人のオススメを鵜呑みにするんじゃなく、残り時間、バランスを考えて自分で、或いは信頼できる指導者に一緒に選んでもらいましょう。
選んだらあとは愚直にやるだけです。
頑張ってください。
ではでは!
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